バースセンター｜診療科｜診療科・部門紹介

東京品川病院バースセンター

総合病院ならではの充実した医療環境の中で、産科クリニックのようなきめ細やかな産前産後ケアを揃え、皆様に安心して出産していただけるお手伝いをいたします。

当院ではお母さんと赤ちゃんに、より快適な空間を提供し、新しい家族を迎えるため、医師、助産師及びその他のスタッフが連携し、妊娠中から産後までのケアをサポートします。外来では最新の４D超音波診断装置を使用した診療も行っております。より地域の皆様から信頼される病院を目指して、スタッフ一同頑張ってまいります。

公式インスタグラムのご案内

東京品川病院産科病棟「バースセンター」の公式インスタグラムでは、入院中のお食事や産後ケアなど、日々の様子をご案内しています。⁡ぜひフォロー＆コメントお待ちしてます！

@tsh_birth_centerer

東京品川病院バースセンターの特徴

- 出産の方は全室個室
- 母子同室
- 計画無痛分娩
- 立ち合い出産
- 当院での里帰り出産
- LDR*導入
- 産後サポート外来
- 産後ケア入院

*LDRとは、陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)を略した言葉で、陣痛が始まってからお産をして回復するまでの時間を同じお部屋で過ごしていただけます。

初めて受診される方へ

地域クリニック等の産婦人科をご受診いただき、紹介状がご準備できましたら、下記より初診のご予約をおとりください。
予約は、クリニックでの最終健診より2週間後となります。
※紹介状がなく直接ご来院で緊急性のない場合は、当日の診療は行っておりません。

初診のご予約

初診時の持ち物は、紹介状、検査データ、母子手帳、妊婦健康診査受診票、保険証となります。
初診時、診察の後に助産師による個人面談、オリエンテーションがあります。終了までお時間を要する場合がございます。ご了承ください。
分娩ご希望の方は、20週頃までに前納金（10万円）をお納めください。会計でのお支払い、または振り込みが選択できます。
当院での分娩希望の方のみの妊婦健診をお受けしており、里帰り分娩までの妊婦健診のみは、現在行っておりません。
風邪症状、咳の持続、37.5度以上の発熱、味覚障害など体調が優れない方は、事前に当院へご連絡ください。（連絡先：代表03-3764-0511）
腹痛・出血など症状のある場合の電話相談や受診は、これまで通り24時間対応しておりますのでご安心ください。
ご本人が新型コロナウイルスに感染した場合や、ご本人が濃厚感染者に指定された場合は直ちに産婦人科までご連絡ください。
隔離期間が終了した場合でも、受診日の変更が必要になる場合がありますので、必ず連絡をしてください。
外国人の方は、日本語を話せるか、妊婦健診・出産時に通訳の方の同席が必要です。

問診表を印刷される方はこちら（PDF 1.4 MB）

概算費用

	費用	内訳
通常分娩	570,000円~ (*5泊6日の場合)	・分娩介助料・入院費・保育費
無痛分娩	670,000円~ (*5泊6日の場合)	・分娩介助料・入院費・保育費・無痛分娩費用
帝王切開	670,000円~ (*7泊8日の場合)	・分娩介助料・入院料・手数料(保険料)・保育料(7日間)

※上記費用はあくまでも目安です。内容により料金が異なります。
※上記費用はすべて非課税です。
※リピーターの方は特典があります。

別途かかる費用

室料差額代：30,500円・20,500円・3,000円／1日（テレビ・冷蔵庫・セーフティボックス代が含まれます。）
食事代
産科医療補償制度の掛け金（12,000円）
時間外分娩料金（平日・土曜日8：00~17：00以外／50,000円）
医療費が発生した場合

ハローベビークラス（両親学級）を開催いたします

４月半ばより、ハローベビークラスを開催いたします。
詳細は、下記PDFよりご確認お願いいたします。

ハローベビークラスのご案内（PDF 1.99 MB）

セミオープンシステム

里帰り出産を希望する場合や、お仕事で忙しい場合、32週までお近くの産科クリニック等で妊婦健診を受けておられても、当院で出産することができます。ただし、妊娠初期・34週以降は当院で受診していただきます。
里帰り出産の方はご相談ください。

妊婦健診

妊娠初期の妊婦健診後に、助産師から妊娠初期の注意点や妊婦健診の受け方などを説明しています。

妊婦検診について

月・火・水・木・金	9:00～11:30、14:00～16:00
土	9:00～11:30

無痛分娩について

当院の無痛分娩は、麻酔科医と産科医の連携による硬膜外麻酔を行っております。
原則計画分娩となります。
無痛分娩を希望される方は以下の流れになります
1）34週の妊婦健診までに医師に希望の有無をお伝えください。
2）34週以降に追加検査（採血、胸部レントゲン、心電図）を受けていただきます。検査は自費になります。
3）入院の日程は36週以降の妊婦健診時に医師の判断で決定させていただきます。
計画分娩（誘発分娩）を行うには、赤ちゃんが十分に成熟していることと、経腟分娩が可能なことが前提です。
過去に子宮の手術をしたことのある場合や胎盤の位置・赤ちゃんの向きが通常と異なる場合は行うことはできません。また、妊娠糖尿病の方、血小板に異常のある方、低身長、肥満、側弯の方等もお受けできない可能性があります。
基本的に平日の入院となります（夜間・土日祝は行っておりません）。よって、待機している間に陣痛が発来、もしくは破水した場合は、自然分娩となります。

無痛分娩登録施設情報（PDF 109.45 KB）

立ち合い出産について

お産入院時、お産セットをお渡しいたします。分娩着に着替えていただき、お部屋かLDRにご案内します。
お産は分娩台ですが、直前まで楽な姿勢でお過ごしください。
院内に産婦人科医師の当直室があり、夜間や緊急時もすぐに対応可能ですのでご安心ください。
計画出産は、医師にご相談ください。
当院は新生児集中治療室(NICU)を設置しておりませんが、必要時には適切な医療機関へ紹介・搬送を行っております。
立ち会い分娩中のカメラ・ビデオ撮影は、危険を伴うことがありますのでご遠慮いただいております。
赤ちゃんが生まれた後の写真撮影は可能です。
ご出産後は、ママの診察の間に、赤ちゃんは身長・体重などを測ります。
ママの診察後はLDRで約2時間過ごします。ご家族の時間をゆっくりお過ごしください。

入院中の過ごし方について

入院中は母体の回復と快適な入院生活を送っていただけるようにサポートいたします。また退院後も安心して育児ができるようサポートしてまいります。

沐浴指導
赤ちゃんとのスキンシップや全身状態の観察、上手に洗うコツなどをお伝えしています。
調乳指導
ミルクの作り方や容器消毒の方法などを指導します。また、母乳だけで足りない場合の適切なミルクのあげ方なども指導します。
退院指導
家に帰られてからもスムーズに育児ができるようお手伝いします。些細な事でもなんでも聞いてください。

お食事について

お産をした後の母体は栄養補給が重要なので、バランスよくおいしいお食事の提供を心がけています。
ご出産のお祝いに、配偶者またはお身内(成人)の方1名まで無料で特別ディナーをご用意させていただきます。追加をご希望の場合はご相談ください。
※アレルギーや宗教上の理由で、食べることのできない食品がありましたらお伝えください。
※写真は一例です。

授乳について

ママのご希望に合わせて、授乳をサポート。母子同室で授乳を行います。

1.基本母乳

母乳の出をよくするため、赤ちゃんが欲しがるたびにおっぱいを吸わせ、毎回おっぱいだけで授乳は終わりです。ママが疲れた時は、少しだけミルクをあげます。

2.混合栄養

赤ちゃんが欲しがるたびにおっぱいを吸わせ、ママが疲れた時など一日に数回ミルクをあげます。

3.完全母乳

生まれて初めての授乳からずっと母乳だけをあげたい方。母乳の出をよくするため、赤ちゃんが欲しがるたびにおっぱいを吸わせ、毎回おっぱいだけの授乳です。

4.ミルクのみ

おっぱいは吸わせず、赤ちゃんが欲しがるたびにミルクをあげます。

お産のスケジュール

	当日	1日目	2日目	3日目	4日目	5日目	6日目
経産婦初產婦	体調により授乳開始				退院診察個別退院指導沐浴指導	退院
帝王切開		体調により授乳開始				退院診察個別退院指導沐浴指導	退院