カマチグループ 東京品川病院

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食道センター

外科治療について

食道がんの治療は内視鏡治療・手術療法・化学療法・放射線療法の4本の柱をもとに、それぞれを組み合わせた治療いわゆる集学的治療を行うことが標準治療であります。しかしながらやはりその中でも手術療法は根治を目指すうえで重要な治療となっております。元々食道がんの手術は開胸手術が必要であり、かなりの侵襲がありました。ただし、現在は胸腔鏡やロボット支援下手術などの低侵襲手術が主流であります。
当院でも食道外科専門医を中心に約94%を低侵襲手術で行っております。患者さんへ負担の少ない根治治療を目指し多職種と連携しながら地域の食道がん根治目指し日々努力しております。

内視鏡治療について

食道疾患に関しては、「見逃さない診断」と「適切な治療適応の判断」が極めて重要と考えております。
当センターでは、拡大内視鏡・NBI観察を含めた制度の高い診断と、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を中心とした内視鏡治療を軸に、外科・放射線科と連消した最適な治療方針を迅速に提示いたします。ご紹介いただく先生方にとって使いやすいセンターであるために、検査のみ・治療適応判断のみのご依頼にも対応いたします。結果はできる限り迅速に報告し、治療後・経過安定後は逆紹介させていただきます。
「とりあえず一度見てほしい」「この病変をどう判断するか迷う」といった段階でも構いません。実臨床で困るポイントに対して、実用的な回答を返せるセンターを目指します。

放射線治療について

放射線治療は、がんに放射線を照射してその動きを抑える治療で、食道を残したまま根治を目指せることが大きな特徴です。早期(ステージ1)の食道がんでは、手術を同等の治療成績が報告されており、食道を温存したい方にとって有力な選択肢となります。進行したがんに対しては手術が標準治療とされていますが、ご高齢の方や併存疾患のために手術が難しい方、あるいは手術を望まれない方には、抗がん剤と組み合わせる「科学放射線療法」によって根治を目指すことができます。さらに、食べ物の通りが悪い、痛みがあるといった症状をやわらげる目的でも有効で、患者さんの生活の質を保つうえで重要な役割を果たします。