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当院には2名の救急科専門医が在籍しています。地域の救急医療を守るべく、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で満床の状況下でも、各科との連携の下で可能な限り救急搬送を受け入れてきました。その結果、2018年の新設当初は年間5000台を見込んでいた救急搬送台数は2022年度時点で8000台を上回り、2023年前半時点で1日平均約24台を受け入れております。都内で救急車の受け入れ先が決まらないときに受け入れ先となるはずの（東京ルール）地域救急医療センターでも断られた搬送困難事例も、当院では可能な限り受け入れており、搬送困難例については東京都区南部の地域救急医療センター輪番病院に匹敵する受け入れ台数となっております。地域の医療機関からも年間約380件のご紹介をいただいております。2023年度からは救急科病床6床も稼働開始予定で、さらなる救急診療の拡充を図っています。