医療事故を未然に防ぎ、質の高い医療を提供します

東京品川病院を利用される皆様が安全で安心した医療を受けられるように、個人だけでなく、病院全体で医療の質向上を図っています。しかしながら医療には不確実な要素があります。「人は誰でも間違える」と表されるように様々な要因が重なり医療事故が発生する事もあります。医療安全室は院内で発生する医療事故を最小限にとどめ、正しく把握・分析し、再発防止策を講じています。また事故を未然に防ぐべく、多職種で構成されるチームを中心に、職員研修の企画・運営や、現場の医療安全活動状況を組織横断的に確認し、必要な情報提供を行い、組織の安全文化を醸成しております。

専従の医療安全管理者を配置し、各部署から報告されたレポート報告を確認し、毎週会議を行い、適切な再発防止策が立案されているか把握しています。報告事例を基に要因分析を行い、全体で共有が必要な内容に関しては関係部署にフィードバックしています。

多職種で構成されるチームで病院全体を定期的にラウンドしています。

院内急変の減少や急変時の迅速対応を目的に多職種で構成されるチーム（RRT）が定期的にラウンドを行い、部署からの要請に対応し患者の初期対応を行っています。

教育委員会の年間計画に基づき、年2回全職員対象の研修を実施しています。医療安全推進週間では毎年テーマを設定し、院内の医療安全活動を皆様に報告しています。急変時を想定した研修もRRTや救急委員会と連携し実施しています。

お声箱や患者相談窓口等で皆様からのご意見を頂いております。医療安全に関する事象に関しては適切に対応いたします。