検査といえば採血（血液検査）やCTのような大きな装置を思い浮かべる方が多いかもしれません。数ある検査の中でも、心電図や超音波検査など実際に患者さんに対して行う検査を生理検査といい、院内で検査を担当する臨床検査科のなかでも私たち生理検査部門が行っています。
普段は生理検査室で多種多様な検査を直接患者さんへ行っていますが、私たちの業務は生理検査室の中だけにとどまらず、依頼があれば院内の様々な場所で検査を行います。
特に依頼される回数が多いのは救急外来です。当院は救急医療に注力していますので、私たちも昼夜を問わず、時には急いで救急外来へ行って検査をします。
そこでよく行うのは「心臓超音波検査（心エコー）」です。心不全や虚血性心疾患など急を要する疾患や、心臓に原因があるかどうかの超音波診断を行います。または、救急手術の前に手術に耐えることができる心機能かどうかの評価も行います。
このようにニーズに沿ってフレキシブルに活動しています。
縁の下での活動ではありますが、自信をもって力持ちだと言えるように日々研鑽をしています。