放射線科
- 基本情報
- 業務内容
業務内容
業務内容
- 一般撮影
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全身の単純撮影
(胸部、腹部、骨、など)当院では、従来のフィルム撮影ではなく、CRにて撮影しております。
CR:Computed Radiographyの略で、フィルムの代わりにIP(イメージング・プレート)というプレートにX線をあて、処理装置でこのプレートに記録されたX線情報を読み取り、コンピュータで処理します。
- 乳房撮影
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マンモグラフィとも言います。乳房は柔らかい組織ですので特殊な専用装置で撮影します。
当院では女性技師が撮影しております。<撮影方法>
上半身裸になり、乳房を圧迫板と呼ばれる板で押さえます。乳房をできるだけ平らにすることにより細かなところまで描出します。押さえることにより痛みを伴うケースもございますが、細心の注意をはらって撮影いたします。
- X線TV検査
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『代表的な検査』
胃・十二指腸造影
発泡剤と呼ばれる炭酸とバリウムを飲んで行う検査です。注腸造影
お尻から細いチューブを挿入して空気とバリウムを入れ撮影します。尿路:IVP:経静脈性腎盂造影
造影剤を注射して時間の経過とともに腹部(腎臓~尿管~膀胱)の写真を撮影します。
- 血管造影検査
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腹部血管
心臓血管
- CT
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当院では、2011年4月に東芝メディカルシステムズ社製の最新型CT装置(320列CT:Aquilion ONE TM)を導入しました。
この装置は、「瞬間撮影」「動画撮影」を可能とした世界初のCTです。160mm幅の検出器を搭載していることにより、心臓を1回転のスキャンで瞬間的に撮影することが可能となりました。
また160mm幅であればベッドを移動させずに撮影できることから、連続回転撮影することによりあらゆる部位の動画撮影が可能となりました。撮影時間の短縮、被曝線量の低減、造影剤使用量の低減により、患者さんにより優しい検査が実現しました。 現在、64列MDCT(Aquilion64TM)と2台体制で検査にあたっております。『検査例』
心臓
下肢血管
骨
- MRI
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MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査は、強力な磁石でできた機械の中に入り、磁気の力を利用して撮影を行います。当院では2015年7月より、東芝メディカルシステムズ社製の最新型3テスラMRI装置(Vantage Titan 3T)を導入いたしました。従来の1.5テスラ装置に比べて高分解能であり、微細な病変も描出可能となりました。現在、3テスラと1.5テスラ(EXCELART Vantage Powered by Atlas)との2台体制で検査を行っております。
テスラ(Tesla)とは磁力の大きさを表す単位であり、その数値が大きいほど、短時間で鮮明な画像を得ることができます。しかし、検査部位や疾患によっては3テスラよりも1.5テスラのほうが優れている場合もありますので、適切な装置を医師が選択して検査を行っております。
『検査例』
頭部
頭部MRA
膝関節
腰椎
腹部
腹部MRA
- 核医学検査
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放射性同位元素を体内に投与し、体内からでてくる放射線を撮影する検査です。
体内に投与するお薬の種類によって撮影開始時間が異なります。- 『代表的な検査』
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心臓核医学検査
正常例
疾患例心臓の状態や動きを調べ、狭心症や心筋梗塞、心筋症などの病気の有無やその程度を診断いたします。
- 負荷心筋シンチ検査の流れ
運動します(心臓に負担をかけた状態で検査するため) → 薬を注射 → 検査 → 3~4時間安静 → もう一度検査 → 終了
- 負荷心筋シンチ検査の流れ
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骨シンチグラフィ
全身の骨の様子を写真に撮って、がんの骨転移、外傷等による微小骨折など、X線検査ではわかりにくい様々な骨の状態を検査します。治療の前後で調べて治療の効果をみたり、疲労骨折や骨粗鬆症による骨折を早期に発見したりします。
薬を注射して2~3時間後に撮影をします。
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