診療科・部門紹介 TOKYO-SHINAGAWA HOSPITAL

血液内科

基本情報

血液内科とは

血液の病気というと、よく分からない怖い病気と思われる方が多く、健康診断やかかりつけの先生、他の科の先生の診察で血液の病気が疑われて紹介受診される患者さんがほとんどです。血液検査で異常を指摘された場合や原因不明の発熱が続く、リンパ節が腫れている、血が止まりにくい、アザがよく出来るなど、気になる症状がありましたらご相談ください。

当院における特徴

東京品川病院は日本血液学会認定専門研修教育施設です。エビデンスに基づき抗がん剤、抗体医薬品、分子標的薬などを組み合わせた標準的治療を行います。血液疾患は近年の新規治療薬の進歩の恩恵を多く享受している分野です。多発性骨髄腫、悪性リンパ腫、骨髄異形成症候群などかつては予後不良とされた患者さんも、入院での初期治療で寛解を達成し退院された後、ご自宅で日常生活を送りながら通院治療(抗がん剤治療や輸血療法)をされている方が多くいらっしゃいます。治療が長期間に及ぶことが多いため、慢性期やご高齢の患者さんの場合には、疾患の状況とご本人ご家族の希望を踏まえて柔軟に治療目標を設定し、より良いクオリティオブライフをご提供できるよう努力いたします。

6階病棟には4床の無菌室(超高性能フィルターを使って空気を清浄化し空気感染を予防する部屋)があり、免疫力の低下した血液疾患患者さんに安全な環境で治療を受けて頂くことができます。

なお、当科では造血幹細胞移植(自家・同種)は実施しておりませんので、適応のある方は速やかに専門施設と連携、転送を行います。


※6階病棟 無菌室

主な疾患

貧血

鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血(悪性貧血)、再生不良性貧血、溶血性貧血など

腫瘍性疾患

急性白血病(骨髄性、リンパ性)、慢性白血病(骨髄性、リンパ性)、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫、ホジキンリンパ腫)、骨髄増殖性腫瘍(真性多血症、本態性血小板血症、骨髄線維症)など

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)

特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、血友病、凝固異常症など

2021年度 主な疾患の新規患者数(鉄欠乏性貧血を除く)
2021年度 主な疾患の新規患者数(鉄欠乏性貧血を除く)
主な疾患 患者数
悪性リンパ腫 11人
多発性骨髄腫 5人
意義不明の単クローン性免疫グロブリン血症 3人
特発性血小板減少性紫斑病(ITP) 3人
溶血性貧血 1人
骨髄異形成症候群 6人
慢性骨髄性白血病 4人
骨髄増殖性疾患(真性多血症、特発性血小板増多症) 3人
再生不良性貧血(赤芽球ろうを含む) 1人
血球貪食症候群 1人
急性骨髄性白血病 5人
急性リンパ性白血病 1人
巨赤芽球性貧血 5人

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